電気料金
木楽家 代表の加藤です。
今回は「電気料金」についてお伝えします。
一般的な電気料金のプランには「燃料調整費」というものが含まれています。
この燃料調整費の上限が撤廃されたことによって、電気料金が値上がりしてきました。
電気料金(電気)は、いつか終わる住宅ローンと違い、生きている間ずっと必要になります。
電気料金を抑えるためには、家の性能(断熱性能や気密)を高くする、と思われがちですが。
家庭の電気料金の中で、冷暖房が占める割合は、年間で30%ぐらいです。(国が発表しているデータ参照)
家を高性能にしても、電気料金がゼロにはならないです。
家の高性能化は電気料金対策ではなく、より快適な暮らしをコストアップすることなく手に入れる手段だと思います。
電気料金に対処するためには、「太陽光発電の設置」を推奨します。
太陽光については、ネガティブな考えもありますが、間違った認識もあると思います。
①パネルが長持ちしない。
パネルの出力保障については、メーカーは25年という長い保証期間が付いています。
パネルの故障というよりは、パワーコンディショナーの故障の方が、早いとは思います。
②元がとれない(採算が合わない)
過去、買取価格が42~48円だった時代もありました。
現在は、余った電気を売って儲けるのではなく、高騰していく電気料金を電力会社から買わないことによって、手元の資金の流出を防ぐ、という認識の方が正しいかと思います。
これから先は「蓄電池」も設置した方が、良い時代に来ています。
発電しない夜間も電力会社から電気を買う必要がなくなります。
現在の世界の動きをみていると、電気の製造コストは上がっていく一方であり、家計の負担は上がり続けていきます。
ローン選びにしろ、電気料金の対策にしろ、家づくりをする時にはよく情報を入れてから進めていきましょう。
株式会社 木楽家 代表 加藤