「水回り」と「収納」「客間」の必要面積

代表の加藤です。
今回は「水回り」と「収納」「客間」の必要面積についてお伝えします。
前回と同様 4人家族(夫婦+子供2人)で考えていきます。

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「水回り」
洗面と脱衣については
このふたつを分けるか?分けないか?
お子さんに女の子はいるか?
部屋干しか屋外干しか?
乾燥機は必要?
これらによって必要面積は違ってきます。

女の子がいるご家庭では、早い段階から洗面台化粧台に物が多くなってきますし、洗面化粧台を使う時間も長めだったりします。
女の子がいらっしゃるご家族には広めのスペース(2~3帖ほど)がおすすめです。
プライバシーの関係で洗面と脱衣を分けることも考えます。

洗濯物を室内干しの場合には、けっこうスペースが必要なので3帖ぐらいあった方が良いです。
洗濯物を干すスペースと干す作業をするスペースが必要です。
「リンナイ 幹太くん」などの乾燥機を使う場合は、2~2.5帖あれば良いかと思います。

お風呂に関しては、1坪か1.25坪の2択になります。
この広さの違いは洗い場の広さになります。
浴槽の大きさはほぼ変わりません。

トイレに関して。
1ヶ所か2ヶ所か、手洗いはどうするか、で面積は変わってきます。
タンクに手洗いが付いているトイレで手洗いをする場合では1帖ですし、タンクレストイレで手洗いは別が良いという場合には1.5帖は必要です。

「収納」
収納については、集中型か個別型で間取りが違ってきます。
集中型とはいわゆる「ファミリークローゼット」のことで、ご家族全員の衣類や持ち物を同じ場所で管理する収納です。
個別型は、個々に衣類や持ち物を管理する収納で、各部屋ごとに収納を作ります。
自分たちの荷物の量と、どうやって管理していくのかを考え必要面積を導き出していけたらと思います。

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「客間」
客間に関しては、平屋の場合には不必要だと思います。
仮に親御さんが泊っていく場合でも、そのためにわざわざ一部屋用意しなくても、子ども部屋を使ってもらえれば済みますし。
最近では、気を遣わなくて良いように近くのホテルに泊まるケースが多いです。
もし必要だとお考えならば、4.5~6帖が良いかと思います。

次回は個室についてお伝えしていきます。


株式会社 木楽家 代表 加藤

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